外壁塗装(屋根塗装)は本当に必要か?
【外壁塗装】
価格→約90万円
満足度→★(★3つ:100点)
よかった点→見栄えがすっきりした。
反省点→屋根は塗装不要。見栄え気にしなければ、コーキングだけでもよい。塗装に高いお金出しても満足感は得られにくい。
私の家は、外壁:ALC、屋根:スレート(カラーベスト)の築15-20年程度の戸建です。
築20年目で外壁塗装を始めて行いましたが、価格帯も大きく、本当に塗装する必要があるかとても迷いました。
結論、私は以下の通りだと思います。
(もちろん、外壁材/屋根材の種類によります。)
外壁の塗装
→耐久性の上では必要なし。ただし、残り何十年住む前提があり、見栄えが気になるなら塗る。
シーリング
→必要。目地から木材に浸水したらマズイ。
屋根の塗装
→必要なし。耐熱、見栄えなどの目的があればやってもよい。
やってみて思いますが、
ポイントはその家に何年住むか、後世に残したいかです。
特に屋根材は気をつけて下さい!
塗装屋さんは、「足場を組むのでセットでやった方が安いですよ」とセールスしてきますが、屋根は塗っても寿命は伸びません。
私は疑問でしたので、スレートメーカーのケイミューに問い合わせました。
結果、「スレートを塗装しても寿命は伸びない。スレートの寿命は30年で耐久性試験をしているので、30年前後で葺き替えを推奨しています。」の回答でした。
よって、塗るぐらいなら、耐えれるまで今の屋根で耐えて、雨漏りし始めたようなら屋根を葺き替えたほうがよっぽど合理的と分かりました。(また、スレートの下には屋根の防水シートも貼ってあり、そちらも寿命が20年前後です。)
この、メーカー見解を確認するテクニックは、結構使えるので、みなさんにオススメします。
また、屋根を塗ると塗装業者側で縁切り作業が必要ですが、これがしっかりされているかは、自分で全部裏をとるのは不可能です。(作業ミスによる雨漏りのリスクがゼロではありません。そのリスクに対し、得られるメリットが見栄えだけなので、メリットは少ないと思います。
)
試しに紙をスレートの間に挟んでみました。
私は結局、シーリング、壁の塗装のみ契約して、屋根の塗装はやめておきました。
次回、見積金額の補足をアップしていきます。